犬のしつけの知識と方法

犬は遊ぶのが大好き!

あなたの愛犬がこんなポーズであなたを呼んでいたら、それは「遊んでよ」のポーズです。前足を前方に差し出して、上半身を低く構え、後ろ足を伸ばしたまま腰を突き出したようなポーズ。しっぽを振り、小刻みに体全体を振っていたら、これはあなたに遊んでもらいたくて仕方のない合図なのです。
また、ボールや人形を前足の間にはさんでいるようなときは、それを使って遊んで欲しいのです。ジッとこちらに視線を向けて「ワン」と、可愛く吠えながらのこんなポーズ、よっぽど忙しいときにこれをやられたのでは仕方がありませんが、そうでないなら「よし、行くぞ」と犬の要求に応えてあげるのが飼い主の役目です。

 

クルクル回るのは遊んで欲しいから

犬がクルクル回っているのをよく見かけますが、あれは犬の習性です。すごく楽しいときや嬉しいときにクルクル回ります。ただ、自分のしっぽを追いかけてクルクル回るのは、退屈を紛らわしているともいわれています。飼い主が忙しくしていて全然自分を構ってくれないときに、「しようがない、しっぽで遊ぶか」となるらしい。犬のストレスを溜めないためにも、散歩の時間くらいはつくってあげましょう。
ここで注意したいのは、しっぽが何らかの病気やノミのために炎症を起こしている場合です。三半規管の障害、小脳の病気、老化によるボケ症状、こういった場合にもクルクル回る。犬の健康状態は日頃から気をつけてチェックし、もしもおかしいような場合は病院での適切な処置が必要になります。

 

優秀犬になるには外での遊びが大事

最近は室内だけで飼って、外で他の犬たちと遊ばせることをしない飼い主も多いですが、犬にとっては外で遊び、外の世界を知ることはとても重要なことです。犬同士が遊ぶことで、支配関係も形成されていきます。リーダー的な傾向が強い犬、服従心の強い犬など、犬社会でのそれぞれの個性もあらわれてきます。また肉体的にも、犬にとって必要な鋭敏さや持続力、タイミングの取り方やバランス感覚などを、遊ぶことで自然に身につけていくのです。社会性を身につけ、精神的にも肉体的にもバランスの取れた成長をしていくためには、子犬のうちから、他の多くの犬と出会い、遊ぶことが大切なのです。

 

犬の公園デビューをする

「他の犬を怖がるからダメなの」と、自分の愛犬を犬社会から隔離してしまう飼い主、それはあなたがダメ!犬を保護し、守っているだけでは賢い飼い主とはいえません。どうしたら外の世界に慣れるのかを工夫し、うまく散歩のしつけしてあげることが肝心です。特に小型犬は、周りが大きい犬ばかりだと、恐怖心から飼い主の後ろや足の間で萎縮したり、抱かれたがったりしがちです。直ぐに抱き上げたりしないで、わざと後に下がってみる。飼い主から少し離れても大人しくしているようなら、しっかりとほめてあげ、周りの犬たちは怖くない仲間であることを犬に覚えさせるようにしてあげます。公園では他の犬たちと接することは、犬にとっては勿論いいことですが、飼い主にとっても情報交換や良いコミュニケーションの場となります。犬のしつけ、マナーをきちんと守り、有意義な楽しい時間にしたいものです。